円心空手とは


国際空手道 円心会館は、

1988年、「二宮城光館長」が米国コロラド州デンバーにて設立いたしました。

円心空手の特徴は、実戦の技と強さを求めたフルコンタクト空手であり、

実戦で使える円心メソッドの技術体系を習得いたします。

また、円心会館は米国最大のフルコンタクト空手オープントーナメント、

「サバキチャレンジ」をデンバーで開催いたしております。

円心空手は、このオープントーナメントを通じ、

円心メソッドの実効性の証明と、更なる技術の進化を追求し続けております。

また国内においても「サバキチャレンジJapan」を開催しています。

この大会は、デンバーでの「Worldサバキチャレンジ」への日本代表選抜戦も兼ねており、

1999年より一般の方の観戦を開放いたしました。

円心の道を求めて


あくまで実戦の技と強さを求め、肉体の修練を通じて心の目を開いていくことが

円心空手の道であり武道であると信じています。

実際の稽古を怠って、空想で求めうる武道精神はなく、

また、精神や心を見失った稽古で、求めうる武道もありません。

武道の強さとは肉体の強さだけではなく、生きていくことそのものの強さだと思います。

国際空手道円心会館の門下生には一般道場生として、

或いは内弟子として武道に励む道、サバキチャレンジの選手を目指す道、

来るべき新しい時代の武道家として世界の支部長、指導員への道など、

本人の希望と努力によって様々な道が開かれています。

日本では十八の都道府県支部長達が指導にあたっている他、メソッド、サマーキャンプ、

またサバキチャレンジジャパンの帰国の際など、極力門下生の直接指導を行ないます。

円心空手はすべての人々のための空手であり、老若男女、体力の有無は問いません。

少しでもより良い自分自身、少しでもより良い人生の実現を求めている人々を私は歓迎します。

円心会館の由来について


道場生全員に、お互いを家族の一員として

助けあって欲しいという意味を込めて、「心」を最も大切にしたい。

また「円」とは円形運動の表現でもあり、空手において、

相手の攻撃を円運動で捌きながら受けるという意味もある。

しかし、それは同時に「未完成の円」を暗示し、ゴールのない、

とどまることのない前進を表したかったのである。


シンボルマークの意味について


中心に拳のある円を選び、

空手の力と魂とを両立させるものとし、

それに加えて拳を囲む広い円に、

白から赤へと、少しずつ変わって行く円を選んだ。

これにはいくつかの意味がある。

まずは、稽古の円形的進歩である。


白帯から黒帯へと変わり、そしてまた初心に戻り再出発するという、修行の円環性がそこにある。

黒帯に到達するということは、再出発とさらに奥深い鍛練への移行を意味している。

また、稽古における心の新しさを象徴し、

新鮮さと自発性をもって自分の空手に接近すること。

それは自分自身の心を透明にし、新しいものを創り上げるという意味である。

人生においても同様で、自分の目標に向かってチャレンジし、そこに到達したら、

次の目標を立てて新たにチャレンジするということだ。

二宮城光著「静かなる闘志」(福昌堂)より抜粋



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